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| 今まで、バラエティ、ドラマなどのオファーは断ってきたそうだけど、今回このドラマに出る気になったのは何故? |
単純に言うと象に乗りたかったから(笑)。昔から動物の中で象が一番好きなんです。ただの観光では絶対出来ない体験ができると思って。
それからドラマの内容です。主人公はタイ文化に魅せられ、周囲の反対を押し切ってタイに住むんですけど、シチュエーションは違っても「タイの文化を知りたい」という気持ちは、私がタイ留学を決意した時と同じでした。ドラマの中で、タイの伝統的な家屋に住む老夫婦の家にホームステイするんですけど、ホームステイも私の夢でした。私の留学時代はホームステイできなかったけど、よく週末にタイ人のお友達の家に行き、タイの伝統的な食事の仕方を教えてもらったりしました。ドラマにも同じようなシーンがあります。それに主人公のお父さんがタイ行きを反対するのも、私の状況とそっくり(笑)。だから、セリフを覚えるのに必死ではあったけど、地で行けたところはありました。
ドラマでは、娘を心配して日本から両親が娘を追いかけてタイにやって来ます。両親役の2人はタイ人でしたけど、日本語が話せる方たちだったんです。おかしいのは親子3人で話してるシーンも全部はタイ語なんです。両親とも初めてタイに来るっていう設定なのに娘以上にペラペラ(笑)。 |
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| 撮影期間はどのくらい? |
| 象に乗る訓練に3日、撮影に2日でした。撮影は3日間の予定だったんですけど、1日目は天気が悪く、雨が降ったら車に避難、晴れたと思って現場に出たら雨……、そんな状況で結局撮れずじまい。驚いたことに、その日台本がいきなり変わってしまって、登場人物が2人増えたんですよ。確かに同じ日に行われた記者会見の時、主人公の男の子の妹役や友達役の人など、もらった台本にはない人たちがいて「あれえ…?」と思ってたんですよ。私は、セリフが全部タイ語だったので、日本であらかじめ勉強しておいたのに、結局全部ムダに……! いきなりセリフが変わってその場で覚えても、どうしても覚えていた古いセリフが出てきちゃうんです。だからセリフは棒読みかもしれないし、思い出してるぞって顔してるかもしれない。放送は怖くて見たくないです(笑)。 |
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| 念願の象との触れ合いはどうでしたか? |
| とにかくかわいい! 5歳くらいまでの象はふざけるのが大好きなんです。子象はいつもお母さん象のお腹の下にぴったりくっついているんですけど、人間を見ると、一緒に遊びたいみたいで、体をユラユラ揺らし始めた思ったら、いきなりタタタと寄ってきてゴン!と頭突きしてくるんです。それがすごくかわいいの〜! でも子供とはいってもやっぱり象だから、不意打ちされると私もしりもちついちゃったりして。 |
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| 撮影中、一番うれしかったことは? |
| 象が言うことを聞いてくれたとき! 最初は無理なんだけど、1日目の最後くらいには、一応言うことを聞いてくれるようになりました。3日間の訓練で「止まれ」「進め」「右、左」くらいのことはできるようになりましたよ。 |
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| 逆に一番大変だったことは? |
筋肉痛かな。象に命令する場合、足で伝えるので、人間の肌が直接肌が象の肌に触れるようにしなければいけないんです。ちなみに「止まれ」の命令は両足でぎゅっと締めます。でも、象の皮膚って堅いし体が大きいから、並大抵の力では通じません。だから一日中ギューッて締め続けていたら、次の日歩けないくらいの筋肉痛。それに象に乗るのってバランスとるのが大変で、始めは落ちないようにするので必死。象使いの人たちはちょこんと横座りで象に乗ったりしますけど、あれはとてもできません。最後には片手をちょっと添えるだけで乗れるくらいにはなりましたけど。
象が悪さをしたり、言うことをきかなかったりすると、棒でたたくんですけど、その棒の先がカギ状になっていて、象の肌に食い込むんです。かわいそうであまり力が入れられなくて……。でもちょっとたたいたり蹴ったりしただけじゃ、蚊が止まったくらいの感覚らしく、全然象には伝わらないんですって。「もっと強く!」って何度も言われました。でもね、そのくらい厳しくしないと、人間に危害を加えるような悪い象になってしまうんですって。
象使いの人たちは、象村にいる60頭の顔と名前がわかってます。その日本人の象使いの女性も、遠くから見て一瞬で見分けちゃう。すごいですよ。 |
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